内灘エンゼルス -石川県学童野球連盟-

大会名：河北(かほく)郡市学童野球春季大会

◇2回戦(津幡運動公園野球場）(2019/04/28)

5・6年生がひとりずつしかいないエンゼルスは他のチームに比べると、分が悪い…
それでも、全員で力を合わせればミラクルが起きるかも…
そう思って挑んだ、チビチビエンゼルス今年初の公式戦。

1回、相手の隙をついて、ランナーを3塁まで進めるも得点につなげることができない…。
その裏、4年生ピッチャーが、打たせて取るピッチングで無失点に抑える…

えっ？！みんな練習でやってきたことができてるじゃん！
得点に結びつかなくても、みんなでランナーを進めて、みんなでアウトを取って…！
それだけでも少し感動してしまう…

2回もランナーを2塁まで進めるが、得点に結びつかない…ホームが遠い…
その裏、津幡どんぐりの猛攻で、あっという間に7点を奪われてしまう…
これ以上得点はやれない…

3回以降、みんなの気持ちが一つになり始めた。
デッドボールが怖くて、ボールがくると一歩下がっていた選手は、全打席でフルスイング！
アウトになったものの、全力で一塁を駆け抜けた。

キャプテンのとにかく1塁に出ろ！の言葉に、
小さく頷いてバッターボックスに立った、小さな小さな２年生、3年生。
みんなの希望に応えようとフルスイング！

猛練習した守備も、今まで以上の力を出し、全員がボールを一生懸命追いかけた。
ファーストがファールフライを追いかけ、センターもフライをキャッチ！
そして、レフトがファールフライをダイビングキャッチ！

7点差をなんとかしたい！というひとりひとりの気持ちが、形になって表れてきました。

新チームになった半年前は、打てない、フライも取れない、
ルールもいまいちわからないという団員が半数以上…
さらには人数も足りない！という弱小チームでした。

結果は7-0の5回コールド負けでしたが、2回以外は0点に抑えることができたこと、
そして、小さなミラクルをいくつも見せてくれた子どもたちに、私たち親も大きな拍手です！！

負けはしたものの、自分たちが今持っている力を
全力で出した子どもたちは少し晴れやかな顔をしていました。

本当に頑張ったね。
また練習して、次の公式戦では得点を取ろうね！

選手試合成績一覧