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第52回日本少年野球選手権大会

稲沢中央ボーイズ 対 東京世田谷ボーイズ

大会名:第52回日本少年野球選手権大会
◇準決勝 (久宝寺球場)(2021/08/06)
1 2 3 4 5 6 7 合計
稲沢中央ボーイズ 1 0 1 0 3 2 7
東京世田谷ボーイズ 8 0 0 0 3 X 11
バッテリー 大悟→璃空→光樹 - 颯大
本塁打 大悟 登有
三塁打 璃空


メンバー
1 中堅手 璃空(6)
2 二塁手 光樹(6)
3 投手 大悟(6)
4 捕手 颯大(6)
5 遊撃手 登有(6)
6 一塁手 律輝(6)
7 左翼手 瑛心(5)
8 右翼手 礼恩(6)
9 三塁手 陵恭(6)

流輝(6)
一篤(6)
泰志(5)
幹矢(5)
翔遵(5)
旺士(5)
脩朗(4)
翔星(4)
裕信(3)
梁源(3)


全国選手権大会準決勝の対戦相手は、東京世田谷ボーイズ。
夏の全国大会出場は、14年連続23回目。
今回、優勝候補筆頭と言われている全国屈指の超強豪チームである。
今年5月に、稲中のグラウンドが川の氾濫により水没した際に、お見舞いとして東京世田谷ボーイズさんから、たくさんの硬式球を贈って頂いた。
今日は、そのボールを使って練習に励んできた成果を恩返しとして見せつけたい。

いつも同様、稲中の先攻で始まる。

1回表
先頭の璃空が四球で出塁。
光樹が絶妙なバントを3塁線に転がし、1塁セーフ、ランナーも隙をついて2塁を回り3塁に進む。慌てて1塁からボールが送られるが、3塁に誰もおらず
暴投にて1点先制。光樹も2塁まで到達。
追加点のチャンスであったが、三振が続き1点のみとなる。
1対0

1回裏
先発を任されたのは大悟
先頭打者はいきなりのスリーベース。四球で1・3塁となる。
3番バッターはショートゴロに抑えるも、エラーが出てしまい、2点を献上してしまう。
4番を投ゴロに抑えて一死3塁。その後も、5番のヒットで追加点が入り、6番にも連続ヒットが出る。ワイルドピッチ、四球と崩れてしまい、ここでピッチャー交代。
ピッチャーは璃空。
セカンドランナーの飛び出しをキャッチャーの颯大が刺し二死となるが、四球と守備の乱れにより更に追加点を献上。1番打者に、ライトオーバーのスリーランホームランが出て、この回8失点となる。
1対8

2回表
一死後、瑛心にレフト前ヒットが出る。バントで送り得点圏に進めたが追加点とはならず。
1対8

2回裏
この回もピッチャーは璃空
先頭打者がヒットで出塁するが、次打者を併殺に仕留めて二死となる。
5番打者を二ゴロに抑えて無失点にて切り抜ける。
1対8

3回表、
二死後、大悟が3試合連続となるランニングホームランを放ち1点を返す。
颯大がライト前、登有がレフト前と続くも、後続倒れ無失点。
2対8

3回裏、
この回もピッチャーは璃空 
二死後にヒットを打たれるも、次打者を左飛に抑えて無失点で切り抜ける。
2対8

4回表、
一死後に、代打で一篤が登場するが、セカンドフライに倒れてしまう。
3者凡退に抑えられ無得点。
2対8

4回裏、
この回もピッチャーは璃空。
この回を1失点でもするとコールドゲームとなってしまう。
先頭の1番打者にヒットを打たれエラーもあり無死2塁。
次打者は送りバントで一死3塁。1点も許されない状況の為、3・4番を申告敬遠し一死満塁で5番打者と勝負する。ここで注文通りのサードゴロ。
三塁手陵恭がホームに送り二死、キャッチャー颯大が1塁に送りダブルプレー。
手に汗握る展開であったが、何とかコールドゲームを免れる。
2対8

5回表、
先頭の璃空がレフトオーバーのスリーベースで出塁。光樹の内野ゴロの間に1点を返す。
大悟は四球で出塁、颯大にヒットが生まれ一死1・3塁。次打者の際に颯大が盗塁を試みる。タイミング的にアウトであった為、判断良く1・2塁間で挟まれるプレーを選び、その間に大悟が帰って1点追加。
二死ランナー無しとなるが、続く登有はセンターにランニングホームランを放ち、更に追加点。その後も律輝レフト前ヒット、瑛心がエラーで出塁とチャンスが広がる。
ここで流輝が代打で登場。更に点差を詰めるチャンスであったが、惜しくも三振に倒れてしまう。
5対8

5回裏、
一死後、ヒットでランナーが出塁。次打者にセンターへのツーベースを打たれてしまい1点を失う。続く9番バッターは四球とし、一死1・2塁。
当たっている1番打者を迎えた為、申告敬遠とし一死満塁。
2番打者は三振に仕留め二死となるも、3番・4番に連打を浴びてしまい更に2失点。
ここで璃空は球数制限となり、ピッチャーは光樹。
光樹は次打者をセンターフライに打ち取りスリーアウト。
5対11

6回表
最後の攻撃。
代打で出た翔遵は残念ながら三振となる。一死後、璃空がセンター前ヒット、光樹のライト前ヒットに相手のエラーが重なり1点を返す。
二死後、颯大がライト前に弾き返し、更に1点を追加。登有にもレフト前ヒットが生まれる。残り4点差を追いかけた攻撃であったが、最後は律輝が遊ゴロに倒れゲームセット。

6年生になってから今まで負けた2試合は、自滅による「もったいない負け」であったが、今回はエラーがあったにせよ力の差を感じた敗戦であった。
それでも、コールド負けを回避した全員での守り、その後に積み上げた5・6回での5得点など、素晴らしい戦いであった。
東京世田谷ボーイズは決勝戦でも打棒を爆発させ、18対1と大差でコールド勝ちし全国制覇を果たした。
全国優勝チームから奪った「7点」を誇りに、届かなかった「4点差」を成長の糧に、今度の全国大会にてリベンジ出来るように稲中の成長を続けて欲しい。
全国ベスト4おめでとう!!
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