稲沢中央ボーイズ -日本少年野球連盟ボーイズリーグ-

大会名：第21回日本少年野球奈良万葉大会

◇決勝戦 (佐藤薬品スタジアム）(2021/11/07)

バッテリー　光樹→大悟→璃空　－　颯大→璃空→颯大
三塁打　光樹
二塁打　光樹・璃空

メンバー
1 遊撃手 璃空（６）
2 投手 光樹（６）
3 一塁手 大悟（６）
4 捕手 颯大（６）
5 三塁手 律輝（６）
6 右翼手 瑛心（５）
7 中堅手 礼恩（６）
8 左翼手　一篤（６）
9 二塁手 陵恭（６）

登有（６）
流輝（６）
泰志（５）
幹矢（５）
大輝（５）
翔遵（５）
旺士（５）
圭　（５）
大飛（５）
脩朗（４）
翔星（４）
裕信（３）
梁源（３）


日本少年野球奈良万葉大会の決勝が佐藤薬品スタジアムにて行われた。
決勝の相手は滋賀大津ボーイズ。全国大会常連の強豪チームである。
１回戦では、夏の全国選手権大会出場の大和ボーイズを破り、２回戦では同じく、夏の全国選手権大会ベスト４の大阪柴島ボーイズを４回コールドにて破り、準決勝にて全国大会常連の香芝ボーイズを１６対７の４回コールドで破り決勝に進んできた。
今年度は初対決となるが、稲中のチーム力をしっかりと発揮して勝利を目指したい。

稲中は後攻となる。

１回表
先発はいつも通り光樹
三振・左飛・三振と完璧な立ち上がりを見せる。
０対０

１回裏
先頭の璃空は遊ゴロも守備の乱れで出塁する。しかし牽制で誘い出されてしまいタッチアウト。
続く光樹はセンターへのスリーベースヒット。大悟は四球で一死１・３塁。
颯大の当たりは、ライトファールゾーンへのフライ。
タッチアップには充分と思われたが、ライトから素晴らしい返球がありホームにてタッチアウト。先制点ならず。
０対０

２回表
この回もピッチャーは光樹
先頭打者にライトにヒットを許す。次打者にはレフト前にヒットを許し無死１・２塁。
犠打で一死２・３塁のピンチ。次打者の当たりは良い当たりのライト前ヒットかと思われたが、ライトの瑛心が前進しギリギリで捕球。三塁に送り併殺打でピンチを切り抜ける。
０対０

２回裏
一死後、瑛心が四球で出塁。しかし１回同様に牽制でアウトとなってしまう。
０対０

３回表
この回からピッチャーは大悟
三者三振と素晴らしい投球で流れを持ってくる。
０対０

３回裏
先頭の一篤が四球で出塁。陵恭が犠打で送り一死２塁。璃空は申告敬遠。
二死後に、大悟がライト前に弾き返し、待望の先制点を奪う。
０対１

４回表、
この回もピッチャーは大悟
先頭打者にレフト前ヒットを打たれる。三振で一死後、死球を与えてしまい一死１・２塁。
ここで、ピッチャーの牽制により、２塁ランナーを誘い出し挟殺プレーとなるが、アウトを取り損ねてしまう。三振で二死後に重盗。３塁はセーフとなるが、急いで２塁に転送。１・２塁間での挟殺となるが、陵恭が３塁ランナーを牽制しながらアウトを奪い無失点で切り抜ける。
０対１

４回裏
内野ゴロ２つで二死。
礼恩の当たりは、ライト前に運ぶが、ライトから一塁にボールが送られライトゴロ。
０対１

５回表
この回からピッチャーは璃空
右飛で一死後、ショートへの強い当たりを抑えられずランナーを出す。
左飛で二死後、センター前ヒットで二死１・３塁。ここで、ワイルドピッチが出てしまい同点に追いつかれる。
死球でランナーを出し申告敬遠で二死満塁。
次打者をツーストライクと追い込みながら、死球を与えてしまい勝ち越し点を許す。
尚、二死満塁のピンチで守備に乱れが出る。キャッチャーからの一塁牽制でランナーを誘い出すも、一塁手からの本塁転送が間に合わず、本塁突入のランナーの生還を許しもう１失点。ピッチャーからのセカンド牽制でランナーを誘い出すも、同じく本塁突入のランナーの生還を許してしまい更に失点。
四球でランナーが出て、２塁盗塁時に、セカンドへの悪送球があり更に１失点。
最後は三振に抑えるも、この回５失点。
５対１

５回裏
ここで代打の切り札、登有登場。
三ゴロとなるが、守備の乱れがあり出塁。登有は送球が目に当たってしまい臨時代走が送られる。陵恭は四球で無死１・２塁。先頭に戻って璃空はライト前に運び無死満塁。
ここで頼れるキャプテン光樹はセンターへのツーベースを打ち、２点を取り返す。
大悟は申告敬遠で無死満塁。
ここで４番の颯大がレフトに弾き返す。ランナー２人が還り同点に追いつく。
隙をつき大悟は３塁へ、颯大の盗塁もあり無死２・３塁。一死後、瑛心が四球にて出塁で満塁。
続く礼恩は確実にスクイズを決めて勝ち越し点を奪う。
代打で翔遵が登場。ピッチャーのワイルドピッチがあり、更に１点を奪う。
翔遵は二直に倒れるが、この回６得点で逆転する。
５対７

６回表
この回もピッチャーは璃空
遊ゴロで一死後、７番にセンター前ヒットで出塁を許す。８番には左中間へのツーベースを許し１点を返される。９番の際にバッテリーエラーがあり、ランナーは２塁から一気にホームへ。同点に追いつかれる。その後は一ゴロ・三振と抑え、何とか同点で６回裏へ。
７対７

６回裏
一死後、璃空がレフトへのツーベースで出塁。光樹はセーフティーバントを試みるがアウトとなり、二死３塁。
大悟・颯大と連続の申告敬遠で二死満塁。
サヨナラのチャンスに、５番律輝は初球をセンター前に弾き返す。
ランナーが還りサヨナラ勝ち。
一塁付近にて、喜ぶ稲中ナインに囲まれて、律輝はもみくちゃにされた。
７対８


まずは優勝おめでとう。４冠達成おめでとう。
４点のリードを許した後も、諦めることなくそれぞれの役割をしっかりと果たして逆転出来た事は攻撃面でのチーム力の結晶であったと思う。
この大会は、試合ごとにヒーローが現れ、本当に全員が活躍して優勝を勝ち取れた。
打のチーム力は本当に高まっていると感じる。
一方、ディフェンス面は今まで見た事もない程の崩れ方だったと思う。
決勝戦の失点は７点であるが、ヒットによる失点は１点のみ。
後は、四球・死球・エラー・暴投・判断ミスと今までしっかり出来ていた事が出来ずにした失点であった。古都大会・春の全国大会予選の前に失敗を出し尽くせて良かったと思えるように、これからの練習でしっかり補っていって欲しい。
とはいえ、これで公式戦１８連勝。年内の公式戦は古都大会で準決勝を勝てば、あと２試合。
２０連勝と５冠達成期待しています。
君たちなら出来る！！！

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