「正しい投球動作」
意識して練習してきたのは、
「ボールを投げる方向と投球動作の中での重心の移動方向を同じにする」
ということです。
言いかえると
『真っ直ぐ相手に投げるため、真っ直ぐ踏み出して、後ろ足から前足に重心移動し鋭く回転する』
インステップや、アウトステップといった各選手の個性はあって良し。
しかし、力で投げるのではなく、水が上から下に流れるようにスムースに重心を移動させ、ボールに力を伝えるのです。
まず地面に真っ直ぐな線(10 m)を引きましょう。
その線が重心移動の方向です。
線に対して軸足(右投手なら右足)のつま先が直角になるように置いて練習スタート。
①セットポジションから5秒間、足を上げて止まる。左右やりましょう。
②同じ姿勢から足を5回上げたり下ろしたりしましょう。
③同じ姿勢から捕手側の足を上げて5歩、捕手方向へ足を上げたままジャンプして進みましょう。
④③の運動からシャドーピッチングをしましょう。※手にバドミントンラケット等を持ちましょう。
⑤真っ直ぐな線に対し、軸足(右投手なら右足)のつま先が直角になるように置き、捕手側の足は真っ直ぐな線に真っ直ぐ置き、シャドーピッチングをしましょう。鋭く回転するために股関節の内側に力を入れて回転しましょう。
⑥⑤の運動から回転後軸足をピッチング動作にあわせて前にもっていきましょう。そのとき5秒空中に上げたま我慢してみよう。
⑦①~⑥のことをイメージしながらキャッボールや壁当てをしましょう。