3年生にとって集大成となる関東連盟夏季大会の1回戦(vs 大宮東シニア)が富士見シニアグランドで行われました。目標である全国大会出場に向けて、どんな形でも勝ち続けることが重要となる大会。その大事な初戦ということもあり、朝から選手たちの表情には硬さも見られましたが、監督・コーチ陣、そしてOBの方々による雰囲気作りもあって、試合開始直前には、いつもの選手たちに戻っていたように見えました。いよいよ、試合開始です。
初回の攻撃、先頭バッターがヒットで出塁。最高のスタートかと思われましたが、その後、ちぐはぐな攻撃で、チャンスを作るも無得点。ならば守りからリズムを作りたいところでしたが、その裏、立ち上がりを攻められ2点を先制されます。その後、多くのチャンスを作るもなかなか得点が奪えず、嫌な流れのまま回が進んでいきます。終盤の5回、6回に少しずつ盛り返していき、1点ビハインドで迎えた最終回、相手守備陣のミスを突き、ついに同点。なおも満塁と攻め立て、一気に逆転と行きたいところでしたが、同点どまりで最終回の守備へ。ゼロで押さえてタイブレークへとのぞみましたが、相手主砲の一打は無情にもオーバーフェンスでサヨナラ負け。呆然としたり泣きじゃくる選手たちでしたが、立派に最後の挨拶を済ませて一礼。
この大会にかけてきただけに、なかなか気持ちを切り替えることは難しいでしょうが、選手たちの野球人生はまだまだ続きますし、後輩たちに伝えるべきことがたくさんあります。これからの残りの東京北シニア生活をどう過ごすか、非常に大事になってくるはずです。保護者達も仕事が手につかない状況ではありますが、選手たちが悔いのないシニア野球を終えられるよう、引き続きサポートしていきます。
大宮東シニアさん、本日は対戦ありがとうございました。全国目指して、今後の戦いも頑張ってください。