夏季関東大会2回戦が行われ、厚木リトルシニアはホームグラウンドに大宮東リトルシニアを迎え対戦しました。
試合は初回から点を取り合う展開に。厚木は四球で出塁した先頭打者を手堅くバントで送り、三番打者のタイムリーで幸先よく先制。その裏大宮東は一死三塁から犠牲フライですぐさま同点。しかし、その後は緊迫した投手戦となりました。
先に勝ち越し機を迎えたのは厚木。5回表、先頭打者がライトオーバーの三塁打で出塁、この試合初の長打でビッグチャンスをつかみます。しかし、次打者はショートゴロ、一死三塁からスリーバントスクイズを敢行するも実らず、ダブルプレーでチャンスを逸します。
その裏、大宮東下位打線の粘りの攻撃にあい、無死1、2塁となり連続四球で押し出し、勝ち越しを許します。しかし、続く無死満塁のピンチで、厚木は決死の守りで追加点を許さず、残り2イニングの攻撃に全てを賭けます。
最終回、3番からの攻撃も相手エースに連続三振に斬って取られ、万事休すと思われましたが、厚木は意地の粘りを見せます。5番主将の執念の一打はライナーでレフト線へ!逆転へ望みを繋ぐ二塁打でチーム一丸、大宮東に立ち向かいます。しかし、次打者は三塁ゴロに倒れゲームセット、1-2で熱戦に幕が下ろされました。
スピーディーで緊迫した展開の中、両チームともピンチで気持ちが切れることなく大変見ごたえのある試合でした。大宮東リトルシニアの皆さん、是非トーナメントの山を登り切ってください!
そして厚木リトルシニアのみんな、敗れはしましたがチーム結成後で一番内容の良い試合でした!日本選手権への道は閉ざされましたが、今後の大会に大いに期待が持てます。これからも頑張っていこう!がんばれ、厚木リトルシニア!