7月23 日、24 日の両日、31 期の三年生は宮城シニアさん、石巻シニアさんとのオープン戦へ宮城県石巻へと遠征しました。まず初めに、今回の遠征にあたり、宮城シニアさんの全面的な協力と有り余るご厚意に感謝いたします。
初日は、石巻市の被災地を見学。未だ生々しい爪痕を残す数々の資料や建造物に言葉がありません。スタッフ・選手共に心に大きな衝撃を受けました。復興とは、なんだろう?聖火リレーが走るとか、土木工事が進むとか、そんなことで成し得る様な簡単な事では無いことを肌で感じる時間でした。それでも前を向き私たちに接して下さる地元の皆様方の笑顔が唯々有難く、その姿からも多くを学ばせていただきました。
二日目、感謝の気持ちをグランドで出そうと決めた東京北シニア選手達は、宮城シニアさん、石巻シニアさんの合同チームと二試合を戦います。個々の結果、そんな事を超越し、野球ができる喜びを行動で表現した選手達。帯同した親達から見ても立派な二試合であったと感じます。
我々を受け入れて下さっただけでも有難いのに、試合の合間、グランド脇には地元の食材が山のように。さらに両チームの父母の方々がすぐ食せる状態で、私達共にご提供下さるという様。感謝の言葉が見つからないです。
宮城シニアさん、石巻シニアさん、素晴らしい両チームの方々と引退試合ができた選手達は幸せ者です。コロナ渦によって行き来は難しい期間がまだ続きそうですが、是非我々のグランドにもお越しください。東京北シニア一同、全力でお迎えいたしまする! 感謝!!!