第33期生として初の公式戦である東東京支部一年生大会が10月16日より開催されました。秋季大会に出場していた選手もいましたが、この大会で初めて背番号をもらった選手たちもおり、真新しい公式戦ユニフォームが眩しく見えました。
10月16日の1回戦は、世田谷・板橋・玉川リトルシニア連合チームとの対戦。ホームグランドから近い板橋シニアグランドの第2試合で行われました。朝から緊張気味の選手たち。試合会場のグランドに移動しても落ち着かない様子でしたが、いざ試合が始まると、普段通りの思い切りのよいバッティングで打線が繋がり、初回に2点を先制すると、その後も攻撃の手を緩めず、毎回得点を続けます。投手陣、野手陣も持ち味を発揮し、ピンチを迎えても得点は許さず、結局22-0の4回コールド勝ち。幸先の良いスタートとなりました。
10月23日の2回戦は、練馬リトルシニアとの対戦。相手ホームグランドの第2試合で行われました。1回戦を経験したこともあり、朝から比較的リラックスした表情の選手たちでしたが、いざ試合が近づいてくると、引き締まった表情に変わっていきます。初回、いきなり3点のビハインドを背負うこととなりましたが、落ち着いて1点ずつ返していき、3回には4-3と逆転に成功。4回に再逆転を許しますが、その後は両チームの投手陣が踏ん張り、一進一退の攻防が続きます。1点を追う最終回の攻撃、先頭バッターがしぶとくヒットで出塁すると、相手のミスにつけ込んで7-6と再逆転。最後の守備では出塁を許し、苦しい状況となるものの、全選手が集中して、何とか逃げ切り、3回戦へ駒を進めました。1回戦とは異なり、緊迫した試合を制したことで、チームとしての経験値も大きく向上したと感じられます。
10月30日の準々決勝は、全国区の強豪・東練馬リトルシニアをホームに迎えての対戦となりました。大会へのグランド提供ということもあり、早朝から設営などのために多くの保護者達も駆けつけました。準々決勝の雰囲気や強豪相手ということ、また、多くの人が集まったグランドに、選手たちにも緊張の表情がうかがえます。いよいよ試合開始。初回の攻撃、チャンスを作るも、相手の攻守に阻まれ無得点。その裏、相手の強力打線にいきなりの連打を浴び失点、なおもピンチが続きますが、投手・守備共に攻めの気持ちで立ち向かい、2失点でしのぎます。2回の守備でもピンチを迎えますが、ココでも投手・野手陣が踏ん張り追加点を許しません。すると3回の攻撃、チャンスで4番が右中間を破る2点タイムリーで同点に追いつきます。勢いに乗り、なおもチャンスが続きますが、相手の好守にはばまれ勝ち越すことは出来ず、その裏、守備の乱れから失点してしまい2-4。その後も強豪相手に一歩も引かず、緊迫した展開が続きます。最終回も気迫のある攻めを見せましたが得点を奪えず、2-5で悔しい敗戦となりました。
33期生たちの最初の大会はベスト8で終了となりました。強豪相手にも、常に攻めの気持ちで立ち向かい、多くの事を得ることが出来た大会でした。これから冬のトレーニング期間を迎えますが、春以降へ非常に期待をいだかせてくれる大会となりました。