12月27日から始まった「23年中日会長杯国際青少野球大会」に、関西選抜として西原蓮奈(和歌山・投、内、外)、山田唯菜(大阪交野、内)の2選手が出場した。
約20年の歴史がある同大会への女子選手出場は初めてであり、リトルシニアとしても海外大会への女子選手出場は初めて。両選手ともセカンド、ピッチャとしてしっかりとゲームを作るとともに、「楽しい。来年シーズンの励みになる」と楽しそうに話していた。表彰式では、台湾学生棒珠協会の幹部にも紹介され、台湾ではまだ少ない女子選手の活躍に賛辞の拍手が贈られた。
今回の二人の海外大会デビューは、他のチームの選手の励みになり、今後の出場が大いに期待される。引率した小畑監督も「これを契機に多くの女子が目指したり、出場してくれたら、リトルシニアのすそ野はもっと大きく広がる」と期待を寄せている。
台湾では硬式の女子野球は20年ほどの歴史があるが、15歳以下の女子選手チームが組織だった活動する場はなく、リトルシニアのこの活動を注目しており今後の交流が期待される。