港南リトルリーグ -リトルリーグ四国連盟-

2024テレビ愛媛杯　リトルリーグ野球　四国選手権大会



2024年3月16・17日の２日間で、テレビ愛媛杯が開催されました。

「港南さんは、一冬超したら強くなられますよね。」子どもが入団させていただいて間もないころに、相手チームの方がそんな事を話されていたことを覚えています。



現港南リトルメジャーメンバーとして本当に最後の大会となる本大会。このメンバーで経験した多くの事を全力で出し切って戦い、大輪の花を咲かせて欲しいと思います。



　初戦の相手は道後リトルさん。日頃から練習試合等で戦う事も多く、初戦から気合が入ります。

　先攻する港南は初回から先制点を取りますが、道後リトルさんも同じく初回から得点しお互い気を抜けば大量得点されるような一進一退の攻防の展開。集中力を切らさず、何とかリードを守り切った港南が見事勝利となります。

　

　2回戦の相手は西かがわ・小松連合さん。もうすでにシニアリーグに所属している団員もおり、動きや声掛けを見ても「野球を知っている」子が多く個々の能力が高いチームだと感じました。この山場をどう勝ちに行くのか、試合前からとてもドキドキワクワクでした。

この試合も先攻する港南が先制点を取り勢いに乗ります。ずっと同じ仲間でやってきた港南チーム、しっかりと歯車が噛み合い雰囲気も良く港南リードのまま試合が進みます。

チームの１番のスラッガーに2ランホームランが飛び出し、その勢いのまま勝利となります。



　決勝戦は今大会注目投手を擁する西条リトルさん。決勝戦でも先攻の港南。しかし今大会初めて初回に得点が取れず、子供たちのテンションも少し下がり気味ではありますが、チャンスが巡ってくるまで静かに耐えしのぎます。迎えた４回、念願の得点となり、さらに6回にも追加し、同点まであと1点に迫ります。しかしあと一歩及ばずゲームセット。

4対5で西条リトルさんの優勝となります。





結果は最高の“アレ”とはなりませんでしたが、最後の大会でまた成長した港南のチーム力が見えた大会となりました。

振り返れば、団員の人数もぎりぎりで病欠が出れば出場が困難となる。少し厳しいことを指導されればシュンとなる。勢いに乗れれば楽しい野球が出来る。

そんな気の優しい子ばかりの港南リトルメジャー団員。このメンバーでいろいろな所に行き、全国大会にも出場し、多くの経験をしてきた子たち。本当に本当に楽しく野球が出来たと思います。

こうは言いますが、ある意味私達父母が野球を楽しんでいたんだと思います。子ども達に楽しませてもらっていたんだと思います。

最後の大会を終え、この場でお礼を言いたいと思います。ありがとう。



最後になりますが、この経験が出来たのも、総監督を始め西田監督、重川先生、山邉先生、宮野先生の熱心な指導のおかげだと思います。子ども達の事を信じご指導いただき本当にありがとうございました。今後も港南リトルの発展のためにご指導をお願いします。



これからはそれぞれのステージに進んで行きますが、この港南リトルで学んだ全ての事を活かし活躍して欲しいと思います。



また、本大会主管の砥部リトルさんを始め、携わって頂いた全ての方々に感謝を申し上げます。



次は全日本選手権大会、全国選抜大会。野球を楽しみましょう。

さ～いこう！！

ｅｎｊｏｙ　ｂａｓｅｂａｌｌ