1年生の最後の大きな大会である武井杯で敗退
力ある1年生なだけあって周囲の期待も大きく、この敗戦にはみんな肩を落とした事でしょう。
大津北も打力があり、大変強くて当然ながら勝って当たり前な相手ではないにしろ、どんな相手でも初っ端で負けていては今後先に進むのは難しいでしょうね。
今回の敗因は試合の外にあると私は思います。
常々口うるさく言ってるのが『準備』
今回の様な遠方で9:00プレイボールという場面は、今後も度々ある事でしょう。でもそれは、どこのチームでもある事ですので、眠いなどは言い訳になるはずもないですね。
試合で全力プレーできる為の『準備不足』
早く寝ればいい。
忘れ物をする選手が時々いるのですが、前日に確認すれば全て済む問題です。
指揮を執る指導者は、この一週間(私の場合ですが)勝つ為の試合展開を考え、スタメンや起用法、継投を熟考するのですが、当日に忘れ物をした等の理由でこの一週間の熟考が全て水の泡に変わるのです。采配する指導者は眠れない夜もあったかもしれません。
この忘れ物をした理由を親の責任にしていては選手の成長に繋がらないです。
試合に出たいなら、自分が万全なのか確認する。そこから試合への『気持ちの準備』が始まってるのです。それくらいの意識があると選手は伸びます。
ミスは誰でもある。大切なのは繰り返さない事。
体調管理も上と同じ。
本人が一番悔しい思いなのは解るけど、でもそれが結果で現実。
手洗い、うがい、マスク、睡眠、食事を万全にできていたのか?体調を管理するのは何よりの『第一の準備』である。
もちろん、試合内での準備不足による敗因もあります。
勝負を決めたタイブレイクでのプレーはそれを象徴しています。
守備での不必要な1点と、攻撃でのゲッツーは同じ『復唱での準備不足』
普段の練習で口うるさく言われている事を聞いているつもり、解っているつもりと無用心にプレーしてしまった結果です。
野球は会話をして良いスポーツです。
普段、仲間たちと笑顔で会話しているように、プレー中も気楽に会話して応えたら良いんです。
2年生に向けて良い経験をさせてもらった試合だと思います。
今回の敗戦が良い薬になってくれる事を祈っています。