平成27年8月12日(水)を皮切りに、東広島アクアスタジアムで開会式を迎えた「2015年度|第29回東急旗争奪関西連盟中国支部卒団記念大会」が8月22日(土)をもって、大会日程どおり無事閉幕となった。
大会期間中は、度重なる天候不順により、何度も日程調整の方向へと左右しかけたが、関係者全員が何としても今年度内で卒団させてあげたいという一心により、無事日程どおりの卒団を迎えた。
今年度の優勝決定戦は、山口東 VS 東広島という、今年度最初の公式戦となる秋季大会の三位決定戦と同カード決戦となり、山口東が優勝なら大会史上初となる三連覇の偉業となり、東広島が優勝すれば悲願の初優勝という、どちらのチームにとっても初づくしとなる異例の決戦となった。
勝負は少ないワンチャンスを見事に生かした東広島がそのまま波に乗って押し切り、球団創設初となる悲願の卒団大会初優勝を飾った。
勝利で飾って「有終の美」という表現はよく使われるが、私は「勝って終えることだけ」が美だとは思わない。
仲間に感謝し、指導者に感謝し、そして中学野球生活の全てを支えて下さったご両親に心から感謝の気持ちを持ち、最後の一球まで全力でプレーしたあとに輝く「その笑顔」にこそ…
本当の美があると思っている。
そう考えれば、この20チームの全3年生たちは、最高の「有終の美」を迎えたに違いない。
それぞれの子ども達の有終の美に、心から拍手を送りたい。
2015年度の卒団生諸君! 本当に卒団おめでとう。