函館東が初回、先制。二死一、三塁から主将で5番・小林大芽(3年・港野球スポーツ少年団出身)が、左前適時打で先制した。投手陣は渡邉哉仁(2年)、山田堅真(1年)と継投したが、札幌南の勢いを止められなかった。しかし3年生3人、2年生6人、1年生13人で挑んだ同大会。初戦となった二回戦・千歳に8‐2、三回戦・旭川北稜に3‐2、準々決勝・小樽に4‐1、準決勝・札幌北には十回特別ルールの末、8‐5と勝利した。決勝こそ大差となったが、3年生は最後の試合。2年生以下にとっては秋季新人戦に向けて貴重な経験となった。今大会で培った準優勝の経験は、函館東の精神をより強固にし、次の世代に余すことなく伝えるに違いない。
[ベースボール北海道ストライク記事抜粋]