藤沢リトルリーグは1969年に発足した、神奈川県では最も歴史のあるリトルリーグです。
過去には全国大会での上位入賞や、またプロ野球選手も幾人も輩出してきています。チームの運営はリトルリーグの精神に則り、あくまで選手が主役で、子供たちの健全な成長を願い完全ボランティアで運営されています。
礼節を重んじること
◆礼に始まり礼に終わるのがスポーツの共通点であり、誰に対しても大きな声であいさつをし、相手を敬う心を身につける。また、常に感謝の気持ちを忘れないこと。自分がプレーできるのは家族や仲間がいるからで、一人では野球は出来ない。グランドもなければ練習もできない。いつも使うグランドだからこそ、愛着を持ち整備をして大切に扱おう。
基本に忠実なプレー
◆基本なくして、上達はなし。基本の反復練習こそが、将来の自分の糧になる。
野球の基本は、キャッチボール。相手を見て(気配り)相手の捕り易いところへ(気配り)相手の気持ちになって(思いやり)ボールを扱うことにより、相手へも思いが通じる。その一つ一つが、全てのプレーの基になる。
練習に泣いて試合で笑え
◆練習では常に上を目指し、常に自分の力を出し切ろう。どんなに苦しい練習でも、仲間を助け、みんなで立ち向かおう。そしていざゲームになったら、自分を信じ、そして仲間を信じて最後まで力を出し切ろう。そうすれば自ずと結果はついて来る。もし、負けたなら更に上を目指し、チーム一丸となり練習に取り組もう。
相手に勝つより自分に勝て
◆土日の練習だけでは決して上達はしない。どんなにセンスがあっても、練習をしない選手は上達しない。自分の心に負ける選手は、試合で力を出し切れない。相手に勝つことよりも自分自身の心に勝つほうが難しい。
自信を持ってゲームに臨めば、おのずと結果はついてくる。
私生活を大切に
◆あくまでも学校生活があっての野球であり、普段の生活が乱れている選手が大事な場面で、大きなミスをする場面を多々見かける。チーム内だけではなく、私生活でも仲間の見本になること。
マイナーリーグ指導方針
◆礼儀正しく~あいさつと道具を大切に
◆全員野球~ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために
◆努力と継続~継続に勝る努力なし
藤沢少年野球場(藤沢リトルグラウンド)は、リトルリーグの規格に則った硬式野球対応のグランドです。また、その他に投手3人が並んで同時に投球練習できるブルペングラウンド、ピッチングマシンを導入して練習が可能なバッティングケージが併設されています。湘南鵠沼海岸の恵まれた環境の中で汗を流しています。
学年別に3つのチームに分かれて活動します。
ジュニア(ティーボール)チーム
幼稚園年長から小学3年生の8月までプレーするクラスです。試合では、ピッチャーは投げず、ホームベース上のティースタンドに置かれたボールを打ってプレイします。このクラスで使うボールは、硬球と見た目や大きさは同じですが、硬球より柔らかい専用のボールを使用します。
練習時間 土日祝日 午前8時15分〜午後4時00分ぐらいまで
マイナーチーム
小学3年生の夏から小学5年生の8月までは、マイナークラスでプレーします。このチームでは、プロ野球と同じ硬球を使用します。3年生と5年生では体格や体力の違いもありますが、同じチームで一緒の練習メニューをこなし試合に挑みます。
練習時間 土日祝日 午前8時15分〜午後4時30分ぐらいまで
メジャーチーム
小学5年生の夏から中学1年生の8月まで2年間プレーするメジャークラスは、リトルリーグのいちばん上のクラスとなります。開催される大会も神奈川県内で年数回、また関東および日本全国の強豪チームと戦う全国大会、最終的にはアメリカでの世界大会へと大きな目標があります。
練習時間 土日祝日 午前8時15分〜午後5時00分ぐらいまで
野球に限らず、スポーツを通して起こりうる怪我や事故を想定した安全への取り組みを行っています。
指導者と保護者のコミュニケーションをとり、子どもの健康状態や体調を気遣いながらその時々に応じた練習メニュー(個人に対して)をおこなうよう心がけます。
用具の扱いや器具の操作について、事前のガイダンスを通し子ども達に適切に指導します。
練習中に起こるアクシデント(走攻守に起こるケガ)には、迅速に対応することを心がけ、保護者との連携により素早い処置を行うことを優先します。また、保護者への報告を欠かさず行うことを心がけます。
マイナークラス以上では、練習時、胸部パットの着用を義務づけています。
また、選手および保護者の希望により、その他の保護プロテクター着用(メーカー規格)を認めています。
グランド常設の運営棟にて、救急箱およびAEDを設置し、万一の場合に備えます。また、AEDについては定期点検と保護者への定期講習を行う体制を心がけます。
選手の送迎は、保護者が責任を持って行いますが、ひとりでグランドへ通う子どもたちのために、常にスケジュールの変動によって起こりうる帰宅時間の遅れや帰宅経路について連絡網および保護者同士の連絡を習慣づけ、防犯対策に備えることを心がけています。
試合遠征時における保護者の車で移動の際は、道交法に基づき安全運転を心がけます。万一の事故の場合は、すみやかに保護者、連盟関係者、対戦リーグ球団へ連絡をとり、適切な処置をとることを心がけます。