トータスというのは英語でTortoisesと書き、亀という意味です。川崎市の梶ヶ谷小学校・西梶ヶ谷小学校の子どもたちが中心の少年野球チームですが、梶ヶ谷以外の場所から参加している子どもたちもいます。
1年生から6年生までいろいろな学年の子どもたちが所属し、学年、性別、性格関係なく、全力で野球を楽しんでいます!!
肩が弱いけど足が速い、足が遅いけどボールが怖くない、ボールは怖いけど声が大きい、声は小さいけど誰より優しい、得意と不得意は誰しもが持ち合わせている個性だと思います。野球とはその個性をチームメイトと共有して最大限の効果を発揮する事で楽しむスポーツだと思います。
たとえ歩みは遅くとも、
最初に丘の上へ辿り着くのはトータスです!!
さぁ、一緒に野球しようぜ!!
丘の上トータスが結成されたのは1980年ごろにさかのぼります。そのころ、子ども会のソフトボール大会があり、その時に集まった子どもたちが、大会後も野球をやりたいと思ってお父さん方にコーチを頼んで練習を始めたのがきっかけでした。その後も、子どもたちの父兄の有志が集まって子どもたちに野球を教え続けるという伝統が続いています。また、梶ヶ谷の地域の方々には、野球用具入れなどの場所をお借りするなど、いろいろなご協力をいただいています。
皆さんの協力の中で巣立っていったトータスの選手はすでに200人を超え、甲子園に出場したり、プロ野球選手として活躍した方もいます。2014年度には、侍JAPAN 12U(12歳以下の小学生の部)に選出された選手もいます。
野球をやったことがなくても、ルールを知らなくても、大丈夫です。丁寧に、きっちりと指導します。
チームが結成されたときから、丘の上トータスはボランティアで子どもたちのお父さん方、お母さん方によって運営されてきました。みな親子での参加を通して家族のふれあいを深め、野球を通して地域社会に役立とうと考えています。野球の技術の指導はもちろんのこと、挨拶などの礼儀がしっかりとできるように指導します。そんな中で、子どもたちはのびのびと練習をしています。卒業生が練習を見に来て、参加することもあります。
普段は、梶ヶ谷小学校や西梶ヶ谷小学校のグラウンドを借りて、練習をします。グラウンド挨拶から始め、準備 体操、ランニング、キャッチボール、ノック、打撃練習、走塁練習などをします。最後は、グラウンドの後片付けをして、あいさつで終わります。
春や夏は他の野球チームとの試合がたくさんあります。試合にはできるだけ多くの子どもたちが参加できるようにしています。多摩川の整備された少年野球専用の広いグラウンドでの試合は緊張感もいっぱいです!!
トータスでは練習や試合以外にも楽しいイベントがあります。
練習初め
近所の神社にお参りして、グラウンドを清めます。
プロ野球観戦
希望者で集まってプロ野球の試合を観戦します。
夏合宿
7月ごろに青少年の家で行います。花火をしたり、レクリエーションをしたりします。泊まりがけのイベントはちょっとした冒険です!!
卒団式
みんなで温かく6年生を送り出します。親と子どもに分かれてお別れ試合もやります。