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ポニーリーグとは

ポニーリーグとは
「我々の国家の宝である青少年の成長を守ろう」という
ポニーの理念として世界中に普及しています。
Protect(守る)
Our(我々の)
Nation's(国の)
Youth(青少年)
 
 
野球は試合に出て覚えよう
 
ポニーリーグは、中学生によって構成される硬式野球リーグです。
ポニーはアメリカで生まれたプログラムです。従って日本の中学・高校野球の理念とは大きく異なります。日本では、部員が50人、100人いようが試合に出場できる選手はベンチ入りできる数だけです。それ以外の部員は白い練習着です。 アメリカでは、白い練習着の選手の存在は認めません。登録部員全員を試合に出場させます。チームに2チームできる部員数がそろい次第、2チーム目を作る義務が生じます。なぜなら、野球には試合でしかできない経験や、学び、歓喜があるからです。  ポニーリーグは、野球の試合を通して選手達を心身共に鍛錬する機会を提供できるように、大会数が多い、同チームから複数チームエントリーというのも大きな特徴です。
 
 
リエントリー制度を導入
 
他の団体にはないポニーリーグのルールとして「リエントリー」があります。スタメン9名に限って、一度選手交代でダッグアウトに戻っても、再度試合に出られるというルールです。 この場合、打順は元のままですが、守備は変わってもかまいません。これも、選手交代に当たって、後のことを考えると指導者も容易に選手交代に踏み切れず、従って控えの選手はプレーの機会を失いやすい、という問題をなくす為のものです。スタメンを後に戻せるというルールを採用することによって、1人でも多くの選手を試合に出させる、という事を可能にします。
 
 
SUPER PONY ACTION 2020

「球数制限」というマイナス思考ではなく、積極的に投手の障害予防を図りつつ、多くの選手の中から投手としての才能を見出す取り組みを「PONY SUPER PITCH」としてポジティブに取り組んでいく。

・中学1年生 1試合の投球数 60球 変化球は禁止。
・中学2年生 1試合の投球数 75球。
・中学3年生 1試合の投球数 85球。

・同日の連投及び投手と捕手の掛け持ちは禁止。
・1日50球以上投球を行った場合、投手休養日1日を設定。
・3連投は禁止する。
・同一試合の再登板を1回だけ認める。

などのルールを設定している。
また1週間での球数を、

・中学1年生 180球 変化球は禁止
・中学2年生 210球
・中学3年生 240球

とし、この中にはブルペンでの80%以上の強度での練習投球も含む。
 
国際標準バット(USAバット)← チームで用意しています。

1年生の大会に限定して、USAバットの使用を義務付けた。
USAバットはいわゆるBBCOR仕様のバットで、反発係数が低く、スイートスポットで撃たないといい当たりが飛ばないバット。アメリカのアマチュア野球では標準的に使用されている。2年生以降は、来年の状況を勘案して導入を検討する。

 
ポニーリーグ指導理念
 

1. ポニーの指導者は代償を求めてはならない

我々は少年野球を指導する立場であり、外部はもとより内部からも代償を求めてはならない。なぜならば、代償のあるところに必ず醜い人間関係や争いが発生するからである。

2. ポニーの指導者は暴力を排斥する

選手を指導するに当り、暴力を行使したり暴言を吐いてはならない。暴力のあるところに必ず反発がある。真の指導とは心と心の触れ合いである。

3. 手段と目的を混同してはならない

勝敗を争うことは手段であり目的ではない。勝敗を競うファイトの中に技術、精神面の鍛錬があり、そこから学びえたものが少年期の人格形成の糧となって、やがて社会に貢献する人材に成長する。ここに協会の目的があることを明記すべきである。

4. ポニーの主役は少年たちである

日本ポニーベースボール協会の主役は選手諸君であり、我々ではない。したがって選手たちが練習、試合をする背後から常にアドバイスをし、温かく見守るのが我々の努めである。

5. 大人のエゴイズムで少年たちを傷つけてはならない

地域の子供さんを預かり「地域社会、国家のために役立つ青少年を育成する大事業である」という自覚を新たにし、いささかも指導者同士の争いをグランド上に反映させてはならない。少年期後半の一番大切な時期に大人のエゴを見せつけては、何のための少年野球か。

6. ポニーは、グランドでも会合でも「機会均等主義」である

会合等において他人の発言を封じ、自己の主張のみを通そうとする指導者は「破壊」のみであり成長はない。会の運営に当っては、常識のある発言をし、良識ある結論を出さなくてはならない。たとえ末端の幹部といえども平等な権利を有するものであり、機会は均等に与えられるべきものである。そして、理事長をはじめ上級の責任者は、日本ポニーベースボール協会の永遠の発展を願い、後輩の育成に全力を注ぐべきである。

7. 選手の指導をとおして指導者自身が成長すべきである

指導者は選手を指導することが肝要であるが、その作業のなかで自らを教育し自分自身が人格の向上を図り、そして成長することに無上の喜びを感じ、自らが磨かれなければならない。

8. 選手は自分の所有物ではない

選手は親から、学校、教師から預かった大切な宝物である。指導者は自己の権力、欲望のために野球技術を教えるものではない。逆に、「子供たちと一緒にプレーをし、童心にかえることの喜びを感謝せずにいられない」という謙虚な心を持つべきである。

9. 常に感謝の心で会の運営に当たろう

自分以外、例えば他のチームに対しても感謝の気持ちがなければならない。「対戦相手があってこその試合」の原則を考えれば当然のことである。そこに行って試合をすれば良いというものではない。球場の整備、父母の応援、茶菓の接待等、どれをとっても他人のお世話になるものである。常に考えを相手の立場においたならば「感謝せずにいられない」ことは火を見るよりも明らかである。

10. 協力者があってこそ会の運営が可能である

我々だけではこの協会の運営は不可能である。日本、米国の理解ある協力者があってこそ可能なのである。「我々のやっていることは良いことをしているのだから…」といって協力者に不遜な態度で接すれば、協会の鼎の軽重を問われる。今後共あらゆる階層の協力者よりいっそうのご尽力が得られるよう、幹部は協力者に対する姿勢を正していかねばならない。

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