リトルシニアとは
リトル・リーグに対し「先輩のリーグ」の事で、野球を愛好する中学生に対して野球を正しく指導し、その体力向上とスポーツ精神を養い、チーム・ワークを通して団体生活の協調を知り、判断力を高め、青少年同志の交歓の場を与え、友情を向上するために組織された国際的なスポーツ団体であります。
リトルシニアの誕生と発足について
世界の青少年達にとって野球は最も盛んなスポーツであり、日本はアメリカについで二番目に野球の好きな子供の多い国です。特にリトル・リーグと高校野球は大変盛んで日本の青少年達の夢ですが、その中間にある中学生の硬式野球は終戦後復活していませんでしたので、リトルの卒業生の強い希望にも動かされて中学生を対象としたリトルシニア・リーグが結成され、春秋は各連盟の大会、夏に日本選手権、秋の東西オールスター戦を行う事をきめて発足しました。さらにこのリーグは、ハワイ遠征をはじめ、アメリカチームを招いての日米親善試合等も行い、日本から世界にのびるリーグといわれています。
チームの結成と協会への加盟について
チームを結成するには一般財団法人全日本リトルシニア硬式野球協会委員会規約の規定に基づき所属連盟(一般財団法人全日本リトルシニア硬式野球協会リトルシニア関西連盟)を通して所定の手続きを経、加盟金を納入する必要があります。入部を希望する中学生はその居住地から最も近いチームの会長の承認を得て、そのチーム監督の指揮下に登録しなければなりません。
リトルシニア・チームの試合ルールについて
ルールは高校野球と同じですが、イニング数は7回で硬式ボールを使用し登録選手は傷害保険に加入しなければなりません。各チームの監督は技術の向上その他について協議研究する事が望ましいと思います。
一般財団法人全日本リトルシニア硬式野球協会リトルシニア委員会・チームの構成について
現在、協会には関東、関西(中・四国を含む)、東北、北海道、信越、九州、東海の各連盟が所属し、連盟は所属する各チームによって構成されています。