◆手渡しの思いを伝えます。
キャッチボールは、「手渡し」が基本です。渡す人は、受け取りやすい渡し方をします。
受け取る人は、両手でもらいやすくします。ここには、相手に対しての思いやりがあります。
野球では、両者に距離があるため、投げる行為になります。しかし思いは手渡しと同じです。
練習では、キャッチボールを一番大切にしています。キャッチボールは、肩慣らしのためだけにやるのではありません。
試合では、キャッチボールの延長であるプレーが繋がってアウトを取りに行くのです。そこには、一人ひとりの思いも繋がっているのです。
また、人は素手でボールを受け取る時は、本能的に両手で受け取ります。でもグローブという道具を使うとなぜか片手取りになってしまいます。それでは、確実なプレーはできません。
そのようなことを意識させながら両手で取ることを重視した指導をします。
◆「言葉のキャッチボール」も大切にしています。
言葉のキャッチボール」とは、お互いに声を掛け合いながらキャッチボールを行うことです。
◆チームメイトが声を掛け合うことによって、チームに一体感が芽生え、チームを強くしていきます。
◆声を掛け合うことによって、リズム感が出てきて、集中力も高まりミスの確率が低くなっていきます。
◆声を掛け合っていないと、うっかり投げたポールが、相手の体に当たり、ケガに繋がってしまう事にもなりかねません。そのような危険を回避する意味でも繰り返し注意しています。
◆まずはあいさつから
全ての選手が、大きな声であいさつできることを目標としています。
自分からあいさつをすることで、良い人間関係が芽生えてきます。
その大切なことを野球を通じて学んでもらいます。そして、プレーの向上にも繋がると信じています。また昨今、たての繋がりの弱さが指摘されています。
本協会では年齢の異なる子供たちの集まりですので、たての繋がりを大切にしています。
先輩が後輩の面倒を看ることで思いやりを持った少年へと成長していきます。
チームの特長(小・中学部共通)
・保護者の練習参加、お茶当番はありません。
・保護者の遠征時、合宿時のお手伝いはありません。
・保護者とチームスタッフとの私的な飲食はありません。
・審判部・アナウンス部の登録は、強制ではなく、ボランティアとして登録し、参加してもらっています。
・試合用ユニフォーム(上着)は、チームより貸与です。
・グラウンドコート、バックは推奨モデルはありますが、強制購入ではありません。
・ユニフォームの袖には、地元をPRするワッペンを貼って観光PRをしています。
・NPO法人富山県ヤングベースボール協会に野球チーム4チームが所属し、野球以外の清掃活動、農業体験など社会に役立つ活動も行っています。