千葉ファルコンズ --

大会名：マリンリーグ

◇リーグ戦 (一本松公園）(2023/05/28)

ライガーズを一本松公園に招いて行う、マリンリーグ第5回戦。
ファルコンズは3回に1死2塁の好機を作り、鈴木がセンターオーバーの適時2塁打で中村を還し、先制点を奪った。さらに、関口の投手失策で鈴木が還り、この回2点を奪った。
ファルコンズの先発は関口。4回を好投し、強力ライガーズ打線を0に封じる。しかしながら、5回に1死2,3塁と走者を背負う。9番打者にレフト前に適時を放たれ1点を返される。さらに、10番打者にセンターオーバーの適時2塁打を放たれ2点を追加され、逆転を許してしまう。さらに、2番打者と3番打者の連続2塁打で2点を追加された。
6回は6番打者と8番打者の2塁打で1点を奪われた。
4点差を追うファルコンズ最終回の攻撃。1死から藤谷が2塁打で出塁。関口と奥村が四球を選び、満塁となる。この日、2三振の亮太を下げ、5回から守備に付かせていた前田がこの試合の初打席に立つ。2球目のストレートをとらえた鋭い打球が弾丸ライナーでレフトスタンドに突き刺さる。劇的な起死回生、満塁ホームランで同点に追いつく。息を吹き返したファルコンズ打線は一気にたたみかける。2死ながら3塁の好機を作り、押尾の放った低い弾道の打球がライト前に飛ぶ。右翼手がダイビングキャッチを試みるものの捕球できず、3塁走者の樋口がサヨナラのホームを踏んだ。
ベンチでは「前田さんに満塁で回ってくるんじゃない？」「前田さんの満塁ホームランで同点だ」みたいな声が、この最終回の攻撃が始まる時点からささやかれていた。見事にそのシチュエーションを作り出した3人もあっぱれだが、その通り満塁ホームランを打てる前田もあっぱれだ。同点満塁ホームランを放った前田をMVPに選びます。また、サヨナラ適時打を放った押尾もMVPに選びます。
満塁のチャンスを作った3人。守備の起点藤谷。6失点とは言え6回を粘り強く完投した関口。先見の明、采配の妙「よくここに（5番）に前田さんを入れてましたね」の奥村を優秀選手に選びます。また、先制の適時打を放った鈴木も優秀選手に選びます。

選手試合成績一覧