TOP >
試合結果一覧 > マリンリーグ バックス 対 千葉ファルコンズ
マリンリーグ
バックス 対 千葉ファルコンズ
大会名:マリンリーグ
◇その他
(有吉公園)(2018/09/16)
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
合計 |
バックス |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
千葉ファルコンズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
x |
1 |
バックスに招かれ行う、マリンリーグ公式戦の第9回戦。
試合展開は緊迫した投手戦。ファルコンズ先発の松浦は6回までを奪三振3、被安打2と好投し、味方の発奮を待つ。
ファルコンズ打線は2回、5回と満塁の好機を作るものの得点を奪うことができなかった。
試合終盤の6回、この回先頭打者の関口が2塁打で出塁し、盗塁で3進。池田が犠牲フライを打ち上げ、関口が帰還し、貴重な1点を奪った。
最終回のバックスの攻撃。2本の安打で無死1,2塁のピンチを背負う。8番打者の放った打球は遊撃藤谷へのインフィールドフライ。藤谷がショートバウンドで捕球。なにが起こったかわからず、うろたえ2塁ベースを離れた走者にタッチして、ダブルプレーを奪った。遊撃手藤谷の頭脳的なプレーで一気にピンチがしぼみ、2死1塁となる。ピンチが縮小し、勇気を得た松浦の大きな体がさらに大きく見える。この日最も冴えたツーシームが打者のインコースに沈む。最後の打者をサードゴロに打ち取り、完封でゲームセット。リーグ戦終盤の大事な試合に勝利した。
MVPは右打者のインコースへ沈むツーシームで内野ゴロの山を築く好投。バックス打線を完封した松浦。この日はツーシームに加え、重たいストレートにブレーキの利いたカーブ、粘る打者に投じたフォークがタイミングを狂わせた。四球病で悩んだ今季序盤が嘘のような快投だった。
優秀選手は唯一の得点を奪った関口。関口を還した犠牲フライを打ち上げた池田。チーム内唯一のマルチ安打でチャンスメイクした亮太の3人を選びます。
MIPは5回のバックスの攻撃。1死2塁のピンチにサードゴロ。サード小仲井からの1塁送球が大きく上に逸れる。それを見て、2塁走者が3塁を蹴る。1塁手池田がフェンスまで追いかけ、振り向きざまにバックホーム。本塁で待つ奥村へどストライクの返球。走者の帰還を許さず、失策の小仲井を救うプレーとなった。
また、文中にも書いた藤谷のインフィールドフライ・トラップは頭脳的だった。ピンチが縮小し、いっきに勝利を手繰り寄せた。
さてここで、あらためてインフィールドフライを勉強してみましょう。
【インフィールドフライ】
無死または一死で、走者が一・二塁または満塁の時、打者がフェアの飛球(ライナー及びバントによる飛球を除く)を打ち上げた際に、それを内野手が普通の守備行為を行えば捕球できる場合に適用される規則である。 審判員によってインフィールドフライが宣告されると、その打球が捕球されたかどうかに関わらず、その時点で打者はアウトになる。ただし、捕球されずにファウルボールになった場合はインフィールドフライにはならない。なお、故意落球とは次の点で異なる。
・走者が一塁や一・三塁のときには適用されない
・ライナーやバントでの飛球には適用されない
・野手がインフライトの打球に直接触れなくても適用される
・ボールデッドにならない
※参考文献Wikipedia
今回、審判が打球が上がった時点で「インフィールドフライ」と宣告しなかった点について、審判に落ち度がある。しかし、プレーを止めた後に審判が「インフィールドフライで打者はアウト」と宣告。「2塁走者はそのまま」というような判定をしたので、捕手奥村が「インフィールドフライはボールデッドにはならず、インプレー中なので、離塁している2塁走者にタッチしたのでアウトのはずだ」と抗議。ダブルプレーが成立した。
守備側も攻撃側も、特に走者は1,2塁と満塁の時に内野フライが上がった場合、インフィールドフライとなるため、内野手が打球を落とそうが捕ろうが、基本的にはベースから離れてはいけない(野手が捕球できずに大きくボールを逸らした場合は、ベースへのリタッチは不要なので次の塁を狙える)。逆に、無死または1死で1塁、または1,3塁、または2,3塁ではインフィールドフライにはならないというのも知っておかないといけない。この場合、1塁走者は内野手が捕球したら1塁に戻る、落としたら2塁に走らないといけない。3塁走者は落とした打球の位置を確認し、3塁に留まる、または本塁に向かう判断をしなくてはいけない。
選手試合成績一覧
選手名 |
ポジション |
打数 |
安 |
二 |
三 |
本 |
打点 |
三振 |
死球 |
四球 |
犠打 |
犠飛 |
盗塁 |