千葉ファルコンズ --

大会名：ウインターリーグ

◇1回戦(長沼町企業グラウンド）(2018/11/18)

キメラーズに招かれ行うウインターリーグ開幕戦。
ファルコンズの先発は熊川。初回に1死1,2塁のピンチを背負い、4番打者にフェンス直撃の2塁打を放たれ先制される。
ファルコンズはすかさず反撃に転じる。無死満塁の好機を作り、4番池田が押出し四球を選び1点を還す。松浦がホームゲッツーに倒れ2死となるものの、熊川が右安打で関口を還した。
キメラーズに2回、2死2,3塁から2番打者の2塁打で2点を奪われ、再逆転を許した。
逆転を許したファルコンズだったが、2死から隼也が左安打で出塁し、盗塁で2進。奥村の左安打で隼也が激走。気迫のヘッドスライディングで同点に追いつく。
3回のファルコンズの攻撃は無死満塁の好機を作り、松浦の適時2塁打で川名と関口が還る。熊川の3塁強襲安打で池田が本塁に突入し、捕手のタッチを掻い潜り生還。渉のライトの頭上を越える安打で松浦が還る。樋口のレフトへの2塁打で熊川が還り、この回5点を奪うビッグイニングとした。
このビッグイニングのおかげで試合を優位に進めることができた。最終回は松浦が登板。1死から安打で走者を許したが、最後の打者を3塁ゴロに仕留め、ウィンターリーグ開幕戦に勝利をし、幸先の良いスタートを切った。
MVPは投げては四死球1、奪三振3、被安打6。打っては3安打3打点の活躍の熊川を選びます。
優秀選手は2安打1得点の川名。1安打3得点1盗塁の関口。2打点2得点の池田。2打点1得点の松浦の4人を選びます。
MIPは3回、奥村の左安打で3塁を蹴った隼也。捕球のために捕手が本塁をブロックする形になったが、気迫のヘッドスライディングで捕手の足の間に右手を滑り込ませた。ヘッドスライディングはとにかくベンチが沸く。同点に追いつき勇気をもらったファルコンズ打線は、3回にビッグイニングを作り、逆転につなげた。
もうひとつMIPは4回のキメラーズの攻撃。2点を返され、さらに無死3塁のピンチが続く。捕手奥村が後逸し、3塁走者が突っ込んでくる。熊川が本塁カバーに走る。3塁走者との競争だ。奥村から熊川へ送球され、本塁クロスプレーでタッチアウトにし、キメラーズに行きかけた流れを断ち切った。見た目にはスライダーが引っかかって、捕手奥村の右側へ大きく逸れた印象だが、スピードがあった球だったため、バックネットからの跳ね返りも大きく、追った奥村も容易に追いついた。じつは、熊川が自ら演じた、WPトラップだったのではないか？本人のみぞ知る。
試合終了後に3回だけのミニゲームが行われた。
本戦では控えに回った押尾の2打席連続の2塁打はすばらしいかった。
捕手川名もカワナキャノンで2盗を封じ、キメラーズに行きかけた流れを止めた。
試合またぎで登板した松浦も奪三振2、四死球3、被安打3の好投を見せた。
しかしながら、ミニゲームの活躍は打撃成績のみ加算します。

選手試合成績一覧