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マリンシリーズ

千葉レッドスターズ 対 千葉ファルコンズ

大会名:マリンシリーズ
◇決勝戦 (宮野木スポーツセンター)(2016/12/13)
1 2 3 4 5 6 7 合計
千葉レッドスターズ 0 0 6 1 0 7
千葉ファルコンズ 3 3 0 3 x 9
2015年マリンシリーズファイナルはマリンリーグのリーグ覇者として、リーグ戦3位からセミファイナルを勝ち上がってきた宿敵千葉レッドスターズを迎え撃つ。レッドスターズは3年連続の下剋上での天下を目指す。
前日のポカポカ陽気から急転。冷たい雨が時折降る中でのマリンシリーズファイナル。
ファルコンズは初回、四球で出塁した藤谷が盗塁で2進。レッドスターズバッテリーの隙を突き3盗。捕手からの送球が逸れる間に本塁へ生還し、先制点を奪う。さらに1死2,3塁の好機を作り、堀野が左中間に適時2塁打を放ち、木下と小林を還した。
2回も1死満塁の好機を作り、木下の頭部への押し出し死球で奥村が生還。堀野のレフトへの適時打で蓮見と藤谷が還った。
ファルコンズの先発は熊川。序盤に6点を奪ってもらい余裕の展開かと思っていたが、3回に1死満塁のピンチを背負い、四球で1点を献上。捕逸で2点目を奪われ、投手ゴロを1塁悪送球で3点目。4番に適時打を放たれ4点目。三振を奪い2死を奪うものの、6番打者に右中間を破る適時2塁打を放たれ一気に同点に追いつかれた。
4回も1死満塁の走者を背負い、押し出し四球で勝ち越し点を奪われた。
初めてレッドスターズにリードを許して迎えた5回、先頭打者の蓮見がレフトスタンドに同点ホームランを叩き込む。さらに、藤谷と小林でチャンスメイクし、2死2,3塁。熊川の放った打球はサードゴロ。万事休すかと思われた瞬間、3塁手が1塁へ悪送球。藤谷と小林が生還し、ダメ押しの得点を奪った。
3点のリードを奪い、最後の守りに付く。安打と2つの死球で1死満塁。同点の走者の出塁を許す。次打者の放った打球はビヨンドならではの快音を放ち、痛烈な打球がセカンド方向に飛ぶ。しかしながら、その打球は名手キャプテン藤谷の正面。捕球後、クルッと素早く反転し、2塁ベース上で待つ遊撃蓮見に送られツーアウト。蓮見から1塁手小林に送られる。奥村不在時には監督の代行として、陰に日向に奥村を支えた小林がめいいっぱい伸び捕球。ダブルプレーを完成させ、ゲームセットとした。
2012年以来2年ぶりのマリンシリーズ制覇を果たし、監督の奥村が5回中に舞った。
2014年の低迷期を味わってのマリンシリーズファイナル奪還。さらに、2013年のマリンシリーズで敗れ、苦渋を飲ませられた試合巧者千葉レッドスターズから勝利を収められたのも喜びを倍増させた。
残り1試合を残しているが、このシリーズに勝つために1年間戦ってきたと言っても過言ではない。ファルコンズの戦士達よ、本当にありがとう。
MVPは4打点の活躍、堀野。4回に同点本塁打を放った蓮見の2人を選びます。
また、ファルコンズの運営に苦心し、マリンシリーズファイナル優勝に導いた奥村もMVP加点します。
優秀選手は3盗塁3得点の藤谷。1安打2得点の小林の2人を選びます。
MIPはレッドスターズの4回の攻撃。勝ち越しの1点を奪われ、さらに2死満塁のピンチは続く。打者は前の打席でも適時打を放たれている4番。3塁走者の離塁が大きい。小仲井が足を忍ばせ3塁ベースに近づく。その動きを捕手奥村が見逃さず牽制。足場がぬかるんでいるのも手伝い、3塁走者を補殺。レッドスターズの勝ち越し点拡大を最少失点で留めた。
選手試合成績一覧
選手名 ポジション 打数 打点 三振 死球 四球 犠打 犠飛 盗塁
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