TOP > 試合結果一覧 > マリンリーグ 千葉ファルコンズ 対 B-NINE

マリンリーグ

千葉ファルコンズ 対 B-NINE

大会名:マリンリーグ
◇リーグ戦 (みつわ台公園)(2019/08/25)
1 2 3 4 5 6 7 合計
千葉ファルコンズ 1 1 3 0 0 1 6
B-NINE 1 0 0 2 0 4x 7
2018年マリンリーグ覇者のB-NINEをみつわ台に招いて行うマリンリーグ第8回戦。
ファルコンズは初回、1死3塁の好機を作り、関口の内野ゴロで隼也が生還し、先制点を奪う。
ファルコンズの先発は渉。2番打者にソロ本塁打を浴び、すぐさま同点に追いつかれた。
しかしながら、その次の2回の攻撃で渉のバットが一閃。自らホームランを放ち勝ち越しに成功する。
3回も無死2,3塁の好機に池田が中前にはじき返し、小仲井が生還。ダブルスチールで隼也が還る。1死2塁で前田の打球はボテボテの捕ゴロ。3塁封殺を狙った捕手からの送球が逸れ、池田が還り、この回3点を追加した。
4回のB-NINEの攻撃。四死球で許した走者を背負い、1死1,2塁。大きく開いた三遊間を破る左前の打球を、バックホームを焦った亮太がトンネル。1点を返された。固かったファルコンズのディフェンスが崩れ始めてきた。ライトへの犠飛でさらに1点を返された。
6回に2塁打で出塁した関口が盗塁とWPで1点を追加し、流れが再び戻ってきたかと思われた。
3点差を守り切れば勝利という6回の裏のB-NINEの攻撃。ソロ本塁打で1点を返されるが、2死1塁であと1アウトでゲームセット。9番打者の放った打球はレフトへの飛球。レフト亮太が少し下がって、落下点に入った…と思った瞬間、一歩前に、瞬間自信なさげな表情に変わる。グラブの土手に当て落球。勝利を掴み損ねる。1点差に迫られたので渉を関口にスイッチ。四球で満塁となり、3番打者の放った打球は高速回転のUFO打球。皮肉にもその打球は、過去数々のUFO打球で安打を重ねてきた捕手川名の前で跳ねる。ファウルになる?と思った一瞬の迷いが、川名を焦らせる。一塁への送球が逸れる。さらに、カバーに入ったライト隼也のグラブもすり抜け、その送球は無情にもライトフェンスまで転がる。満塁の走者一掃の適時失策でサヨナラ負けとなった。
優秀選手は5失点とは言え、十分好投と言えるでしょう。ファルコンズ唯一の本塁打を放った渉を選びます。
3安打2得点の隼也。1安打1得点1打点の池田と関口。その3人も優秀選手とします。また、前回の活躍に加点して1安打1得点の小仲井も優秀選手とします。
MIPは2回のB-NINEの攻撃。先頭打者が放った痛烈な打球がセンター前に。センター押尾が懸命に前進。スライディングキャッチで、その安打性の打球をダイレクトキャッチした。6回のスクイズの場面でも、上手すぎるバントを披露した。惜しくもファウルとなったが、基礎練習を繰り返してきた成果だと、ベンチが唸った。
3安打放つものの、ラストプレーで失点を防げなかった隼也。2つの失策に加え3打席凡退の亮太。球場から帰る赤いセレナはドヨヨンオーラしか出てなかった。しかし、この悔しさがまた彼らを強くする。伸びしろしかない彼らの成長でファルコンズはもっと強くなる。
好投手相手に積極的に走者を動かし、得点を積み重ね、王者をあと一歩のところまで追い込んだ奥村采配。2つの盗塁失敗と最後の回に守備固めを怠ったこと、反省すべきことは多い。赤いセレナをため息で充満させた。
選手試合成績一覧
選手名 ポジション 打数 打点 三振 死球 四球 犠打 犠飛 盗塁
◆試合フォト >>> 写真一覧(合計:6枚)