千葉ファルコンズ --

大会名：マリンリーグ

◇リーグ戦 (古市場公園）(2020/09/22)

古市場公園にワンナウツを招いて行うマリンリーグ第10回戦。マリンリーグ上位入賞を目指し、ぜひとも勝利をもぎ取りたい一戦だ。
ファルコンズの先発は松浦。初回は2死1,2塁と走者を背負うが、5番打者を三振に仕留めピンチを切り抜ける。2回も三者凡退で切り抜けるが、3回に四球と死球で走者を許す。1塁ゴロで1死2,3塁となり、WPで3塁走者の生還を許す。さらに、内野失策で2点目を奪われた。
ファルコンズの反撃は3回。2死1塁から前田が死球を受け出塁。WPで2,3塁の好機を作る。関口がセカンド後方に落ちる適時打で隼也と前田を還した。
同点にしてもらい、波に乗りたい松浦だったが、2つの失策と死球で2死満塁となる。1番打者の適時2塁打で2点を奪われる。さらに、2番打者の右安打で2点を奪われた。
さらに、5回には四球と失策で無死1,2塁のピンチを背負い、連続2塁打で3点を奪われる。さらに、1番打者にツーランを放たれ、この回5点を奪われ、かなり絶望的な9点差を付けられる。
1点でも多く返そうと挑む、ファルコンズの5回の攻撃。先頭打者は前の回から松浦をリリーフしていた武井。その武井が死球を受け出塁。渉と隼也が四球を選び無死満塁。WPで武井が還り1点目。前田が頭部に死球を受け、再び無死満塁。その後、4連続四死球で4点を追加。池田の適時打で6点目。さらに、3連続四球で9点目を奪い同点。前田がこの日3つ目の死球を胸に受け、逆転のホームを藤谷が踏んだ。さらに、関口の遊撃へのゴロの間に武井が還り、2点差を付けた。
5回も2死2,3塁の好機に渉が投手強襲の安打で押尾を還し、ダメを押した。
5回から登板した武井は被安打0、四死球1、奪三振2で6,7回のワンナウツの追撃を許さなかった。
MVPは奇跡の3つの死球。3回には同点の本塁を踏み、5回は逆転の死球を受けた前田。これで古市場の悪夢10残塁から脱することができるか？ファルコンズ史上初、バットを振らずにMVPへの選出である。
見事な火消し登板の武井。適時打を放った関口と池田と渉。代打で出場し、1安打1得点の押尾の5人を優秀選手に選びます。

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