千葉ファルコンズ --

大会名：マリンリーグ

◇リーグ戦 (中田スポーツセンター）(2021/04/04)

ブラックキャッツを中田スポーツセンターに招いて行うマリンリーグ第4回戦。
土曜日の時点での天気予報は午後からの雨の予報だったが、13時の時点では曇り空の下でのプレイボールとなった（試合終了後に大雨が降り出す）。
ファルコンズは初回に1死3塁の好機に松浦がセンター前に落とし、武井が先制の本塁を踏む。さらに、四球と盗塁で好機が広がる。2死後、熊川の内野失策で松浦が還る。さらに、押尾のレフトへの適時打で藤田と熊川が還った。
幸先よく4点を奪ったファルコンズだったが、攻撃の手を緩めない。3回にも無死2,3塁の好機に川名が犠牲フライを打ち上げ、松浦がタッチアップで生還。熊川の右安打で藤田が還った。
5回も1死2塁の場面で代打の小仲井がセンター前に適時打を放ち、盟友藤田を還す。押尾が失策で出塁し、1死1,3塁。その場面でダブルスチール。押尾が1,2塁間で挟殺となったが、3塁走者の小仲井が生還し追加点を奪った。
ファルコンズの先発は熊川。2回まで走者を1人も許さないパーフェクトピッチング。3回にヒットを許し走者を背負うが、連続三振で後続を断つ。
5回から関口をマウンドに上げる。5回は三者凡退に切って取るが、6回は1死から失策と四球でピンチを背負う。1番打者に適時打を放たれ、得点を奪われる。2番打者の安打で塁が埋まる。3番打者に押出四球を与えてしまい2点目。ボテボテの内野ゴロにバックホームを焦った内野手がお手玉…バックホームをあきらめ1塁に投げた送球が暴投となり、2者の生還を許し4点目。8点差で楽な展開と思ってベンチでふんぞり返っていた奥村監督も、いっきに点差が縮まり慌てだす。セカンドゴロで2死を奪うが、その間に得点を奪われ点差が3点に縮まる。6番打者にセンターに適時打を放たれ、3塁走者が帰り、2点差に縮まる。しかしながら、次打者を一塁ファールフライに仕留めゲームセットとした。
球春到来とともにマリンリーグが開幕したが、開幕三連敗でファルコンズに春は来なかった。しかしながら、リーグ戦初勝利でファルコンズの冬がやっとで明けた。まだまだ春を満喫できるような状況ではないので、ひとつづつ花（勝利）を咲かせていきましょう。
4回を投げ被安打1、四死球1、奪三振5、無失点。打っては1安打1得点2打点の熊川をMVPに選びます。
1安打2得点1打点の松浦。2安打3得点の藤田。1安打1打点2盗塁の小仲井。1安打2打点の押尾。上記の4人を優秀選手に選びます。
今日は振り逃げで出塁した走者が得点を奪う場面が2回あった。エラーでもなんでも一生懸命走り出塁し、本塁に還ってくる才能、なんというドラマチックなことか。私の中で打点王より、得点王（最多得点）のタイトルの方が評価が高い。記録的には三振だが、武井と松浦をMIPに選びます。
6回裏のファルコンズの攻撃が行われました。時間が足らずに終わることができず、無効となりましたが、打撃成績として加算します。

選手試合成績一覧