■子供との関わり
野球が好きで、目標や夢をもって頑張っている子供たちを、野球を通じて成長してもらうように努めるのが我々の役目です。当たり前なのですが、指導者や保護者が野球をするのではありませんし、彼らの評価をそこですべきではありません。よく、試合での勝った、負けた。試合に出ているのか、そうでないのか?を、理由に、子供を叱ったりすることがありますが、指導者、保護者とも一時の「結果」のみを見て、怒ったり、叱ったりするのは「百害あって一利なし」だと感じる事が多いです。好きな野球で汗をかき、夢をもっている彼らは、それぞれ早い球を投げたい、上手くなりたい、いいプレーをしたいと思っています。失敗しようとか、負けてもいいやなんて誰も思っていません。彼らの失敗は場合によっては成長過程において、むしろ成功への足掛かりにもなるはずで、色々なことがある、と認識する格好の場である時も多いのではないでしょうか?備前(ディアー)ボーイズでは、野球の話を保護者から持ち掛けることをあまりしないようにお願いをしています。むしろ彼から話し掛けてきた場合、特に良い時のことは耳を傾けて聞いてあげて欲しいとも言っています。子供には子供同士の世界があり、彼らは敏感にそれらを感じとっています。うまくなって嬉しいのも、勝って嬉しいのも、負けて悔しいのも、ミスをして情けないのも、彼らが成長するプロセスだと思って、関わる大人は接したいと考えます。